٩(๑´ㅂ`๑)و kaomoji日記

顔文字ってたくさんあるけど、本当に使いたくなる顔文字だけを集めたよ!

自殺は生まれた時から決まっている?恐怖の「自殺遺伝子」とは

はっきりとした原因は突き止められていないものの、多くの調査結果から自殺は遺伝子に関係し、遺伝するものである可能性が高いようです。また、虐待などによる遺伝子変化という後天的な要因も…。


人は嫌なこと、辛いことがあって、自殺という解決方法を選ぶのではなく「自殺してしまう遺伝子を持っているから」自殺しているとしたら…。


専門家も、最近は自殺の原因が遺伝子にあるのではと言い始めている。
自殺の家族遺伝性云々は長いこと議論されて来たが、果たしてどのように家族の一員から他の一員に自殺行為が移るのか説明出来ていない。感情の連鎖反応と言う学習行動にあるのか、一部の専門家が言うように、自殺遺伝子と言う物があるのか、はっきりしていなかった。

[出典:自殺を多く出す家系の研究]
http://mui-therapy.org/newfinding/high_suicide_family.htm


1980年代の後半から1990年代の前半にかけて、自殺や自殺関連行動(希死念慮や自殺企図を含む)には家族性があることが注目されてきました。
出典 自傷行為や自殺傾向には遺伝性がある? - 心の由来:「心」につい…


▼自殺と遺伝子の関係性を示す実験や調査結果


うつ病には自殺のリスクがつきものなのですが、うつ病になった人がみんな自殺をしようとしてしまうのでもないのです。
自殺はうつ病の治療において最悪の転帰なので、何とかそれを防ごうという目的で、どのような人が自殺しやすいのか? というリスク要因が研究されました。
出典 自傷行為や自殺傾向には遺伝性がある? - 心の由来:「心」につい…


子どもの自殺関連行動の発生率からみた遺伝性
同じうつ病がありながら自殺企図の既往がある親と、自殺企図の既往はない親の子どもを追跡調査し、その子どもが自殺関連行動をしてしまうかどうかをみています。
結果は明らかに親に自殺企図の既往がある子どもの方が自殺関連行動は多い。


1親等の家族に自殺や自殺未遂の既往がある人がいる人は、そうでない人に比較して自殺や自殺関連行動を起こしてしまうリスクが高いことが分かった
出典 自傷行為や自殺傾向には遺伝性がある? - 心の由来:「心」につい…


研究者は、家族を自殺に走らせるのは、その家族の受けた精神的苦しみと言うより、自殺を起こさせる遺伝子にあると考えている。
出典 自殺を多く出す家系の研究


CAMH(メンタルヘルスの総合研究機関)の研究者は、精神医学的な診断のあった人々の間には、メチオニンアミノ酸)の遺伝子の変異体が強く自殺行動と関係していることを突き止めた。
出典 In Deep: 「自殺を誘発する遺伝子」が発見される
この結果は、『国際神経精神薬理学誌』( International Journal of Neuropsycho pharmacology )で発表される。
この調査では、 3,352人のデータの調査内容からなっている。このうち、 1,202人の人々に自殺的な行動の履歴がある。今回、研究者たちは「自殺願望のあった人々」と、その後、「実際に試みた人々」の遺伝子のタイプを比較した。


自殺に関係がある2つの遺伝子の変異体が発見された。その意味する所は自殺の原因には遺伝要素が絡んでいるらしいと言う事である。
出典 自殺と遺伝子の関連性


双生児研究では、一卵性双生児の自殺一致率14.9%に対し、二卵性の一致率はわずか0.7%
出典 自殺と遺伝と衝動性 [科学に佇む心と身体]
同じ双生児でも、一卵性と二卵性でこれだけの数値の違いがあるということは、生まれ持っての遺伝の可能性は十分にあるのではないだろうか?


マイアミ大学の研究チームは、20世紀にアーミッシュ部落で起きた自殺の半分(僅か26人)が2つの家族とその親戚で起きていたのを発見している。
出典 自殺を多く出す家系の研究
その内の73%が4つの家族に集中していた。アーミッシュの部落は小さいから、4つの家族の人数は部落全体の16%を占める。自殺多発の原因は、単に心の病が家系にあっただけでは説明出来なかった。何故なら、他の家族にも心の病があり、自殺率は高くなかったからである。


「この考えは、自殺家系は人間時限爆弾を抱えるようなものだと言うに等しく、人の理解を得るのが難しいだろう」とジョーン・ホプキンス大学精神科医であり、有名な自殺研究者でもあるレイモンド・デパウロ氏は言う。
出典 自殺を多く出す家系の研究


▼自殺遺伝子は生まれ持ったものだけではない。虐待が遺伝子を変化させる!?


DNAの一部は生まれてから変化をするそうです。
出典 虐待はDNAを変化させ自殺を誘発するかもしれない


ダイエットやストレス、虐待などの後天的(生まれてからの要因)によってDNAに影響を与えることがわかってきた
出典 虐待はDNAを変化させ自殺を誘発するかもしれない


虐待を受けていた人はDNAのスイッチが多くオフにされていることがわかりそのために脳のこの部分が活発に働いていないことがわかったらしい。これが後天的な要因として自殺に関係しているのでは?っとしています。
出典 虐待はDNAを変化させ自殺を誘発するかもしれない


▼残念ながら遺伝子から自殺原因を特定し、防止する方法はまだない


「自殺原因を探るなんて不可能だ。今後、数百年も同じ議論をするのでは無いか」とアメリカ自殺予防協会の会長であるアラン・バーマン氏は言う。
出典 自殺を多く出す家系の研究


▼しかし、一部の専門家達は自殺遺伝子を解明することで自殺が防ぐことを諦めてはいない


自殺との因果関係があるとすると、この部分のDNAのスイッチをオンにすることによって自殺者が減るかもしれないっと言うことです。
出典 虐待はDNAを変化させ自殺を誘発するかもしれない


「我々は傾向のその又傾向を裏付ける因子を探している。きっと自殺を起こす遺伝子が発見されるだろう」
出典 自殺を多く出す家系の研究