ムックに会えるお寺?東覚寺の赤紙仁王がスゴイですぞ〜
谷中七福神めぐりの始まりにある東覚寺にはムックが居る???しかも2体???
東覚寺は谷中七福神のうち、福禄寿が祭られていることでも有名
出典 赤紙仁王尊 東覚寺
白龍山 寿命院 『東覚寺』
ん?何かいる
????
え、え???
ムック???
出典 www.flickr.com
▼この赤いものの正体は?
この赤いのは、ガチャピンとムックのムックが居るわけではなくて、門前にある仁王尊の石像に赤い紙をベタベタと貼られた姿なのです。
出典 田端 東覚寺 赤紙仁王尊像 :: 桃猫温泉三昧|yaplog!(ヤプログ…
石造金剛力士立像は、全身に赤紙が貼られているので、赤紙仁王は、江戸時代の末期までは、田端村の鎮守である八幡神 社の社前にありましたが、明治維新の神仏分離を契機に、別当寺で あった東覚寺の境内に移され、以後、都内に現存する比較的古い時 代の石造の仁王像としても広く知られています。
通称赤紙仁王とも呼ばれています。
出典 石造金剛力士立像(赤紙仁王) || 北区の歴史と文化財・飛鳥山博物館
台風で赤札が飛ばされムックの中の人が…
寺で分けてもらう赤い紙を、自分の患部と同じ場所に貼って身代わりになっていただき、病気の回復と心身の安寧を祈るのです。祈願が叶ったあかつきには草鞋を奉納します。仁王さまは日夜病人を見舞ってくださるので、草鞋が必需品なのです。
出典 赤紙仁王尊 東覚寺
寛永18(1641)年8月21日、東覚寺住職賢盛の時代に、 宗海という僧侶が願主となって江戸市中に流行していた疫病を鎮め るために造立されたとつたえられます。
出典 石造金剛力士立像(赤紙仁王) || 北区の歴史と文化財・飛鳥山博物館
阿像
口を大きく開けて息を吸い込んでいる状態、即ち「動」をあらわした阿像
吽像
口をしっかりと結んで息を止めた状態、即ち「静」をあらわした吽像
▼ムックには会えませんが、東覚寺はせっかちな人にも優しいありがたいお寺です
このお寺は、谷中七福神めぐりの始まり(もしくは終わり)にありますが、本堂の裏手には庭園があって、そこには七福神が勢ぞろいしています。ということで、この東覚寺だけでも七福神めぐりが終わってしまうという、せっかちな人にはなんともありがたいお寺
出典 ムックに会いました - かんざブログ - Yahoo!ブログ