٩(๑´ㅂ`๑)و kaomoji日記

顔文字ってたくさんあるけど、本当に使いたくなる顔文字だけを集めたよ!

日本人が知らない西遊記「沙悟浄」の本当のキャラ設定

沙悟浄の首に下げられた9個の髑髏(ドクロ)の秘密と、本場中国と日本の沙悟浄違いについてのまとめ。


▼あまり知られていない「沙悟浄」の驚きのエピソード


首に掛けていた9個の髑髏はすべて三蔵法師の前世の髑髏である(呉承恩の再録作より)。
出典 沙悟浄 - Wikipedia


三蔵は下界に転生させられてからこれまで九回も西天取経を志し、かついつも流沙河で立ち往生したあげく沙悟浄に取って喰われていたということになる。
出典 沙悟浄 - Wikipedia




西遊記中において、三蔵は十世(一世は30年)にわたり修行を積んだ身とされており、これを10回生まれ変わったと解すれば、そのうちの9回は沙悟浄に殺され、食われたと考えられる。
出典 ふら〜っと 西遊記


▼本場中国と日本では「沙悟浄」のイメージが全く違う!?


▼日本における沙悟浄のイメージ


▼中国における沙悟浄のイメージ


沙悟浄の概要


天界生まれ、流沙河育ち。悪そう妖怪は大体友達。
出典 十人目の三蔵法師とSOS団:『西遊記』でエンドレス・ワン・オー・…


最終的には三蔵一行を助けるとはいえ、沙悟浄は、そのモデルの深沙神からして三蔵及びその前世を阻む存在として描かれていた。
出典 ふら〜っと 西遊記



元々は天界の役人で捲簾大将(けんれんたいしょう)。天帝の御側役の一人で、霊霄殿(れいしょうでん)で謁見を求める者が罷り出た時に、天帝の前の御簾の側にいて、天帝と謁見を受ける者の間に入り、天帝を守護する役目。近衛の大将であり、「霊山の大将」と称される。

出典:沙悟浄 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/沙悟浄


天帝の宝である玻璃の器を手を滑らせて割ってしまった罪で天界を追われた。鞭打ち800回の刑を受けて下界に落とされ、さらに7日に1度は鋭い剣を飛ばして脇腹を貫くという罰を受け続け、飢えと寒さから三千里もあるという弱水の流沙河で人を喰らう妖仙となった。
出典 沙悟浄 - Wikipedia


▼「沙悟浄=カッパ」ではない


沙悟浄は中国では「沙僧」や「沙和尚」と呼ばれることが多いようですが、間違ってもカッパではありません。中国のネットではこの改変が話題になっていました。
出典 なぜ河童なのだ? 日本の「沙悟浄」に驚く中国人たち 2012/02/24(…


日本のカッパを知っているような中国人でも「沙悟浄がどうしてカッパになってしまうのか」と困惑しているようです。
出典 なぜ河童なのだ? 日本の「沙悟浄」に驚く中国人たち 2012/02/24(…


この沙悟浄を河童にしたのは、誰かなのか分からないのですが、明治の初めの頃に講談で語られたのが、その起源だと考えています。中国の水の妖仙のことなど説明できないので、日本で誰もが知っている河童にしたのでしょう。
出典 世界の謎と不思議: 西遊記の謎 沙悟浄はなぜ河童になったのか?


そもそも河童は、日本の原産であって、中国にもインドにもいない。純日本産の妖怪なのだ。沙悟浄が河からとび出すので、日本における西遊記の翻案者たちは、勝手に彼を河童に仕立てた。
出典 http://www.wul.waseda.ac.jp/Libraries/fumi/15/15-10.html


最も古い「沙悟浄=河童」の図像は、昭和7年3月刊の『孫悟空』(大日本雄弁会講談社「少年講談」5)です。「河童の化物沙悟浄」の章に、「腰に九つの髑髏をつけ、宝馬という槍を抱へ、頭に皿を乗せた河童の化物。恐ろしい顔をして出て来た。」とあり、次頁の挿絵はいかにも怖そうな河童姿に描かれています。
出典 世界の謎と不思議: 西遊記の謎 沙悟浄はなぜ河童になったのか?


日本では河童とされることがあるが、それは水の妖怪というイメージからで、最初に流沙河の水中から現れたとする間違った解釈に由来する、日本の児童向け作品固有の意訳である。
出典 沙悟浄 - Wikipedia